COLUM / 旅する私の、ちいさな相棒

NANOPLUSから、新しく誕生した「CARRY ON BAG」。

このバッグは、代表の飯田が日々の暮らしや旅の中で感じていた、ちょっとした「不便さ」への気づきから生まれました。

今回は、このバッグに込められたちいさなこだわりや、実際に香港の街を一緒に旅したときのお話を社内スタッフがインタビューした様子をお届けします。

第1章:あの “空港でのため息” から始まったこと

スタッフ: 飯田さんは普段、2拠点生活を送りながら海外の工場へも頻繁に足を運ばれていますよね。移動が暮らしの真ん中にあるような生活ですが、これまではどんな風に荷物をまとめていたのですか?

飯田: 以前はお気に入りのボストンバッグを使っていたんです。でも、空港のカウンターに行くたびに、重量制限のメモリをハラハラしながら見つめるのが常で……。

「あ、やっぱりギリギリだ」って焦って、その場で荷物をあっちに動かしたり、こっちに詰め直したり。あの時の地味なストレスというか、ちいさなため息が出るような瞬間がずっと心に引っかかっていて。

スタッフ: 忙しい出張や楽しい旅の始まりなのに、そこでエネルギーを使ってしまうのはちょっぴりストレスですよね。

飯田: そうなんですよね。私は「できれば荷物はすべて機内に持ち込んで、身軽にスッと動きたい」というスタイル。それなら、自分が本当に使いたい、旅に寄り添ってくれるバッグを形にしてみよう、と思ったのがきっかけでした。

もちろん、スーツケースの上にポンと乗せられる(キャリーオンできる)便利さも、絶対に外せないなと思っていました。

スタッフ: 開発のなかで、特に「ここだけは譲れなかった」というポイントはありますか?

飯田: とにかく「軽さ」です。LCCの重量制限を気にする必要がないくらい、バッグそのものを空気みたいに軽くしたくて。生地は、これまでと同じ軽くて丈夫なリップストップを使用して、ストラップは柔らかさや太さからまで、たくさんの中から選び抜きました。

 あ、そうそう! 面白いエピソードがあってね。最初はごく普通の、平たい四角い収納袋をつくる予定だったんです。でもある日、アウトドア好きのデザイナーOが「寝袋みたいに、くるくる丸めて円筒型に収納できたら可愛くないですか?」ってアイデアをくれて。

スタッフ: あ、あのコロンとした可愛い形の袋ですね!

飯田: そう。それを取り入れたら、片付ける時間までなんだか愛おしくなるような、持ち歩くだけで嬉しくなる形に仕上がりました。 

第2章:身軽になった、香港の街

スタッフ: 今回、完成したばかりのバッグを持って、数日間の香港出張へ行かれたんですよね。使い心地はいかがでしたか?

飯田: 一言でいうなら、「旅のテンポが、心地よく変わった」という感覚でした。

家を出るときから、今回はスーツケースを持たずに、このCARRY ON BAGと小さな手持ちバッグの2つだけ。空港に着いたらオンラインチェックインを済ませて、そのまま保安検査場へ。いつもの「荷物の重さは大丈夫かな」という不安がまったくありませんでした。

スタッフ: 到着してからも、あの長いターンテーブルの前で自分の荷物を待つ時間が省けますね。

飯田: まさに。飛行機を降りたら、そのまま吸い込まれるように街へ出られました。香港の街ってすごく活気があって、バスや電車も混み合うことが多いのですが、大きなスーツケースがないだけで、周りへの気兼ねがすっと消えるんです。

スタッフ: 数日分の荷物となると、収納面はどうでしたか?

飯田: 今回いっしょに作った巾着の「STUFF BAG」に、服や洗面道具をまとめてポンと入れたら、驚くほどすっきりと収まりました。パンパンに膨らむこともなくて、帰りにお土産を少し買い足しても、まだちょっと余裕があるくらい。

街を歩いているときも、いかにも「観光客です」という雰囲気にならず、普段の暮らしの延長線上で持てるシンプルなデザインが嬉しかったですね。肩にかけたり、手で持ったり、その時の気分で取っ手の長さをすぐに変えられるのも、実際に使ってみて「あ、便利だな」としみじみ思いました。

第3章:家に帰って、洗濯機に「ぽん」と入れるまで

スタッフ: 旅から帰ってきたあとの、お片付けのお話もぜひ聞かせてください。

飯田: 実は、私の中で一番「作ってよかった!」と思ったのは、家に帰ってきた瞬間かもしれません(笑)。

このバッグ、そのまま洗濯ネットに入れて洗濯機で丸洗いできるんです。旅先でちょっぴり床に置いたりして汚れても、「帰ったら洗えばいいや」と思える心のゆとり。洗濯機から取り出して乾かしたら、また次の旅の準備がいつでも整っている。そこまで含めて、このバッグの優しさなのかな、と思っています。

スタッフ: 旅の最中だけでなく、帰ってきたあとの「ただいま」の時間まで心地よく流れるような。

飯田: 本当にそうですね。次はどんな旅に連れていこう、って自然とワクワクしてきます。

「自分が本当に使いたいバッグ」を、まっすぐに追いかけて生まれたCARRY ON BAG。

使う人の旅が、少しでもストレスなく、気持ちよくあってほしい

——そのシンプルな想いが、このバッグのすべてです。

あなたの旅の相棒に。